コラム


<JAZZ−MENが集う町・・・倶知安町>2004.6.21
今回は、ベテランボランティアスタッフとしてフェスティバルには欠かせない存在の小野寺さんのコラムです。愛する倶知安町の紹介をしていただきました。

いよいよ夏!気温も上がり、テンションも上がって、くっちゃん・ジャズ・フェスティバルの季節がやってきました。
わたしは、ボランティア・スタッフとして、毎年お手伝いしていますが、基本的にゲート(出入口)担当なのでステージはあまり観ていません。もちろん、自分が観たいアーティストの時は"ゲートメンバー同士で時間を調整しあって交代で観ることはできますが、わたしの場合は花より団子なので会場のラーメン屋巡りをしています。(日本酒巡りも・・・おやじ?)いよいよ夏!気温も上がり、テンションも上がって、くっちゃん・ジャズ・フェスティバルのそんなわけで、今回のコラムは、ジャズ・フェスティバルを少し離れて、倶知安町の紹介をしたいと思います。
 倶知安町の人口は、約16,000人。特産物は男爵いも。町花はキバナシャクナゲ、町木は"イタヤカエデ。豪雪の町・スキーの町として知られて・・・等ということは、倶知安町のHPを"見ればすぐ分かりますが、わたしが紹介したいのは町を囲む雄大な自然です。
町の南には、蝦夷富士"の愛称を持つ羊蹄山、西"にはニセコ連峰、どちらも登山ができてジャズ・フェスティバルの時期は高山植物等の花が見頃を迎えています。 心地よい汗と風を体感しながら自然を満喫できること請け合いです。
 登山は時間が掛かりますが、ジャズ・フェスティバル中や、開場前に散策できる所もあります。"会場の川を挟んですぐ西に「わんぱく広場」という子どもが遊べる公園があり、その更にすぐ西に「旭ケ丘公園」があります。この公園は散策路が整備されているので歩きやすく、頂上まで15〜20分程度で行き着くことができます。途中には、町を一望できる展望台もありますし、運が良ければここに棲むエゾリス君の歓迎を受けるかもしれません。
他にも、うるさ過ぎるセミの声や小鳥達のさえずりが楽しめる場所でもあります。 町の人にも余り知られていませんが、春にはエゾエンゴサクやカタクリ、キクザキイチゲの群落が見られる名所でもあります。 ドライブの合間のランチタイムにでもピクニック気分で立ち寄ってみてはどうでしょう。(ただし、カラスがいる時は注意が必要です。弁当を狙われたり、ヒナのいる時期は、攻撃的になっています。)

>もう一点、羊蹄山麓のおいしい湧き水を忘れてはいけません。
町内には、一般の人が湧き水を飲める場所はありませんが、近隣の京極町、真狩村では水飲み場の整備がしてあり、少し足を伸ばせばおいしい水を飲むことができます。それでも、水道水もおいしいので夏の暑"い時にがぶ飲みすることができて助かります。(こうなっては、ワビもサビもありませんが・・・)
簡単に倶知安町周辺の自然を紹介しましたが、これはまだまだその一部です。実際に来て見て体験して頂ければ幸いです。
 例年、何十人というボランティア・スタッフと共に実行委員会をサポートしているわけですが、"気さくな方が多いわりに忙しいせいもあって、スタッフ同士の交流が少ないのは残念です。遠方"から駆け付けてくれている方もいて、帰りの時間などの制約もありますが今年はなんとか時間を"作って交流を深め、スタッフ自身にも楽しい思い出をたくさん持ち帰ってもらいたいと思っています。
このフェスティバルの成功は、アーティストを含め観客・ファンの皆が心をひとつにして創りあげていくものだと思います。我々スタッフも音楽をこよなく愛する仲間の一員として実行委員会のメンバーと共に、すばらしい感動を会場に残せるよう努力します。
  くっちゃんJAZZフェスティバル
ボランティア・スタッフ 小野寺 康人
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