一日目

Tiffany

Tiffany (4:05PM)

http://www.tiffany-vocal.com/

6月7日、ロサンジェルス生まれ。教会の音楽監督としてオル ガンやピアノ、コーラス隊の指導などをする父親と、教会で ソロ歌唱を担当する母親の間に生まれた。言葉を覚えるよ りも唄を歌い始めた方が早かったのではないかと言われて いるほど。大学入学を機に一時、社会学を学ぶため歌から 離れた時期があったものの、大学の講師でもあったジャズ・ シンガー、サニー・ウィルキンソンの特別音楽クラスに普通 科から1名しか入れない枠のオーディションを通過して参 加。そこで約2年間ジャズと歌の基本を学ぶ。2006年10月に 「ニアネス・オブ・ユー」(VRCL 18834)でデビュー。こんな逸 材が今までデビューしていなかったのが不思議と耳の肥え たファンや共演者の間で話題となる。2007年5月、ハンク・ ジョーンズを筆頭に、日野皓正やオマー・ハキムらが参加し たセカンド・アルバム「マイ・フェイヴァリット・シングス」 (VRCL 18838)を発表。2008年1月8日にはフジTV系関西テ レビ放送制作「あしたの喜多善男」にジャズ・シンガーとし て登場するなど、今最も注目を浴びている本格派ジャズ・ ヴォーカリストである。好きなミュージシャンはクリフォー ド・ブラウン、オスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、歌手 ではシャーリー・ホーン、ダイアン・リーヴス、カサンドラ・ ウィルソンなど。

Tiffany (vo)、山田敏昭 (p)、北垣響 (b)、館山健二 (ds)

宇崎 竜童

宇崎 竜童 with 横田 明紀男 (5:35PM)

http://www.ryudo.jp/

1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。 『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』『スモーキン・ブギ』など 数々のヒット曲を生み出しながら、作曲家として活動を続け、 1976年には内藤やす子さんへの作品『想い出ぼろぼろ』で日本 レコード大賞作曲賞を受賞。また映画音楽も数多く手掛け、日 本アカデミー賞最優秀音楽賞など、数々の賞も受賞。近年では、 蜷川幸雄の舞台『天保十二年のシェイクスピア』と『ロック曽根 崎心中』の音楽で第13回読売演劇大賞、優秀スタッフ賞を受 賞。2005年にはミュージカル・ベストテンの特別賞も受賞して いる。他アーティストへの楽曲提供やプロデュースの他、映画、 舞台の音楽制作、俳優として幅広く活動中である。

横田 明紀男
横田 明紀男 Fried Prideのギタリスト。15歳の頃から潮先郁男氏に師事、21 歳の時、アルバム「DAY BY DAY」でレコードデビュー。1986年に は自身の初リーダーアルバム「MY ROMANCE」「MYSTY2」をリ リースし、そのギターテクニック&センスを世に打ち出し、トップ ギタリストとしての仲間入りをする。他に類を見ない圧倒的なテ クニックとセンスという枠を越えた感性から溢れ出る・・・ONLY ONEの音・・・は常にJAZZ GUITARシーンのトップを走り続けて いる。現在はプロデュース活動や作家活動も積極的にこなして いる。

宇崎竜童 (g,vo)、横田明紀男 (g)

寺井 尚子

寺井 尚子 カルテット (7:15PM)

http://www.t-naoko.com/

4歳よりヴァイオリンを始め、1988年プロ・デビュー。ジャ ズ・ピアニスト、ケニー・バロン氏との共演をきっかけに、 1995年、NYでのレコーディングに参加し、一躍注目を集 める。以降もその独自性あふれる演奏スタイルで、人気 の高いコンサートを中心に音楽活動を展開。年1作のペー スで発表しているオリジナル・アルバムは、いずれもジャ ズ・アルバムとして異例のセールスを記録。繊細な表現力 と情熱的な演奏にますます磨きがかかる。日本を代表す るジャズ・ヴァイオリニストである。 2003年ジャズ・ヴァイオリニストとしてはじめて、「F1日本 グランプリ」決勝(鈴鹿サーキット)で「君が代」を演奏。 2004年より「金鳥の渦巻」8代目キャラクターを務め、4 年連続テレビCMに出演するなど活動の幅をさらに広げ ている。 日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イ ヤー<邦楽>、ジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>、ス イングジャーナル誌ジャズメン読者人気投票<ジャズマ ン・オブ・ザ・イヤー><アルバム・オブ・ザ・イヤー>等、 受賞歴多数。

寺井尚子 (vln)、北島直樹 (p)、店網邦雄 (b)、中沢強(ds)

一日目

Ben Winkelman Trio

Ben Winkelman Trio (4:05PM)

http://www.benwinkelman.com/

Ben Winkelmanはオーストラリア・メルボルン出身の ストライドピアニストだ。 10歳の頃からピアノを習い始めるが、初パフォーマ ンスはパンクバンドのドラマーとして始まる。Paul Grabowsky, Mickey Tucker等を師とし、オーストラリ アでトップクラスのVictorian College of The Artsを1 994年に卒業。その後ヨーロッパ、ニューヨークな どで演奏経験を積み更なる勉学に励む。ジャズミュー ジシャンであるBenだが、彼の音楽に対する興味は キューバ音楽、ドラム、ベース、テクノ、タンゴ、クラ シックへと幅広い。 Jazzheadより2005年にリリースされたデビューCD”Stomps, Pieces and Variations”はBell Awardにノミネートを受ける。翌年行われたオーストラリア国内ツアーでは一カ月に22公演を行う という快挙を成し遂げる。今回2枚目となるアルバム”The Spanish Tinge”ではAIR Awardsのベス ト・インディペンデント・ジャズリリース賞を受賞。”The Spanish Tinge”ではJelly Roll Mortonのフ レーズ“Spanish Tinge”を象徴するようなアフロ・キューバ音楽、ブラジリアンリズムを取り入れた り、アルゼンチンタンゴの影響を受ける一方、Yiddishバラードをジャズ化させたり、ストライドピア ノや初期のジャズをモダンに再解釈させるなど、曲それぞれに異なる雰囲気をもたせている。

Ben Winkelman (p)、Sam Anning(b) 、Ben Vanderwal (ds)

ORQUESTA DE LA LUZ

ORQUESTA DE LA LUZ (5:25PM)

http://laluz.jp

1984年秋、日本人サルサバンドとして結成。ライ ブハウスを中心に活動を始める。87年にリード シンガーNORAがニューヨークのエージェントに 持ち込んだデモテープがきっかけでライブの チャンスをつかむ。このニューヨークツアーが大 成功となりCDデビューへ。以降、全米、中南 米、ヨーロッパを含む世界22カ国をツアー、計6 枚のオリジナル・アルバムの発表。日本レコード 大賞特別賞二度受賞(91年&93年)、国連平和 賞受賞(93年)、NHK「紅白歌合戦」出演(93年)、 グラミー賞トロピカル・ラテン・アルバム部門ノミネート(95年)など輝かしい活動を展開 するが、97年それぞれのメンバーのソロ活動を重視しグループを解散。01年9月11日の米 国テロ事件に触発されたチャリティーコンサートを機に本格的な活動を再開。全国ツ アー、各地のフェスティバルや、海外などで演奏活動を行った。06年は、本拠地東京で 定期的なイベント「DOMINGO」をプロデュース。07年夏「RISING SUN ROCK FESTIVAL」 などのロックイベントにも出演、さらに幅広いファンを獲得しつつある。

NORA (vo) 鈴木ヨシロー (bgo) 渋谷和利 (b) 相川等 (tb)
JIN (vo) 宮本仁 (cga) 佐久間勲 (tp) 前田大輔 (tb)
GENTA (tim) 斉藤祟也 (p) 五反田晴 (tp)  
Roy Ayers Tom Browne Wayne Henderson of the Jazz Crusaders Miki Howard Lonnie Liston smith

Superstars of jazz fusion featuring
Roy Ayers,Tom Browne,Wayne Henderson of the Jazz Crusaders,Miki Howard,and Lonnie Liston smith. (7:15pm)

70年代から現在に至るまで第一線で活躍し続けるキング・オブ・ヴァ イブス。1940年ロサンゼルス生まれ。5歳の時にライオネル・ハンプ トンのコンサートで2本のマレットをプレゼントされたことをきっかけ にプロのヴァイブ奏者を目指したという。もともとチコ・ハミルトン楽 団などで腕を磨いたジャズ・ミュージシャンだが、自身のバンド・ユビ キティを結成してからはジャズ・ファンク/ディスコ/メロウ・ソウル/ フュージョン方面で名曲を次々と輩出。ディスコにしてはエレガント過 ぎるしファンクにしてはあまりに都会的という一番微妙でニッチなポ ジションを確立しつつ、極上のムードで背後から包み込むような汗ク サくないブラック・ミュージックを展開し続けている。80年代後半か らのアシッド・ジャズ/レア・グルーヴ/ヒップホップブームで再び脚光 を浴びたが、そのサウンドは現在の最新ナンバーとなんら遜色がな い。瞬時にして都会の夜気を運び込んでくるような、たまらなくそそ られるセクシー・ミュージックはどのアルバムから聴き始めても後悔 なし。現在も精力的にレコーディング、ライブツアーをこなす。

Roy Ayers (vib. vo) The Ubiquity Band featuring
Lonnie Liston Smith(key) Marks Adams (key)
Wayne Henderson of The Jazz Crusaders (tb) Donald Nicks (b)
Tom Browne (tp) Lee Pearson (ds)
Miki Howard (vo) John Pressley (back vo)
Ray Gaskins (s)  
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